育毛剤が汗に弱いって知っていましたか?汗をかくことで育毛剤の効果は半減してしまうのです。
ただでさえ頭皮の環境が悪くなりがちな汗かきや多汗症の方。
育毛剤で頭皮環境を整えようとしても、すぐに汗と混ざって悩む方は多いです。
そんな汗かきの方のために育毛剤が汗によりどんな悪影響を受けるのか!
育毛剤が汗で効果が落ちてしまう理由
育毛剤が頭皮に浸透する前に汗で流れてしまう
育毛剤が毛穴の奥の毛根まで浸透するには1時間以上の時間を要します。
その間に汗をかいてしまうと、せっかく塗布した薬品が流れ落ちてしまい、効果が薄れてしまうのです。
とくに朝は忙しいので起きる時間がギリギリになる事も多いでしょう。
育毛剤をぬってすぐに出勤となり、頭皮に浸透する前に汗で流れ落ちやすいのです。
汗と皮脂が混ざって雑菌が繁殖する
汗をかくと皮脂が出て毛穴が詰まるという話をよく聞きますが、そんなことは決してありません。
よく勘違いされがちですが、汗と皮脂は分泌される場所が違うのです。
汗は身体の至る所にある汗腺から、皮脂は毛穴の内部にある皮脂腺から分泌されます。
そのため、汗をかいたからといって皮脂も一緒に分泌されるわけではありません。
この皮脂と汗が混ざって出来るのが皮脂膜です。
皮脂膜は肌を雑菌や紫外線、乾燥から守る役割があるのですが、5〜6時間が経過すると酸化してしまいます。
そんな状態の頭皮へ育毛剤を付けても、育毛剤は酸化した皮脂膜に阻まれ充分に浸透できません!
汗かき、多汗症の方の育毛対策
育毛剤を外出の1時間以上前に浸透させておく
汗かきの人は夏場に数分の距離を歩いただけでも頭皮から汗が噴き出します。
なので朝起きてからまず始めに育毛剤をぬって浸透させてその後に歯磨き、朝食などの身支度をすると丁度いいでしょう。
朝起きてから家から出発するまでの時間に余裕を持つのが大事です。

⇒育毛剤を塗るタイミングや正しい使い方で効果が上昇!
汗をハンカチでこまめに拭く
汗が酸化するのを防ぐため、こまめに拭くことが大切です。
ポケットに1枚とカバンの中にも予備のハンカチを用意する習慣をつけましょう。
すぐに拭き取ることが大切です。
ミョウバン水で汗を拭き取る
それでも夏場は夕方にもなれば頭皮がくさくなる事もあると思います。
そんな時はミョウバン水をボトルに作ってカバンに入れておきましょう。
食品添加物のミョウバンを水と混ぜて、トイレで頭皮にスプレーし、ハンカチで汗と一緒に拭き取ってください。
こうする事で頭皮に雑菌が繁殖するのをかなり防ぐ事が出来ます。
汗をかいた日は絶対にシャワーを浴びる
汗をかいた日にシャワーを浴びずに寝てしまうのは大きな薄毛の原因になります。
汗かきの人は夏場は1日に2回汗を流してかまいません。
注意してほしい事は2回シャンプーをしない事。
シャンプーで皮脂を過剰に取りすぎると、頭皮は余計に油を分泌してしまいます。
副作用で大量の汗が出る育毛剤に注意
ある種の育毛剤には血行促進のために発汗作用のあるフロジン液(塩化カルプロニウム)やカプサイシンなどの成分を配合しています。
普通の人ならそこまで影響はありませんが、汗かきや多汗症の方は露骨に汗をかいてしまう恐れがあります。
フロジン液(塩化カルプロニウム)が含まれる育毛剤
カロヤン系の育毛剤は特に使い始めに汗が噴き出す人が多いです。
それもただの汗ではなく、本場韓国の青唐辛子を1本丸々食べた後のように汗が滝の様に流れ出てきます。
- カロヤンガッシュ
- カロヤンS
- カロヤン21
- カロヤンアボジカ
清涼感が強い育毛剤も注意が必要
汗かきだからといって、スースーするタイプの育毛剤を好む方がいます。
アルコールは肌の熱を奪いながら蒸発するため、体温が下がり清涼感を感じます。
その際、肌の水分も一緒に蒸発するので、一時的に頭皮は育毛剤が非常に浸透しやすい状態に。
しかし、アルコールを塗布しすぎると、肌の水分が消費されるため乾燥肌になります。
乾燥肌になると、頭皮を守るための皮脂膜が保持できなくなるので、頭皮がガンガン傷みます。
結果として薄毛が改善するどころか進行してしまうのです。
⇒育毛剤にアルコールやエタノールが入っている理由
以上、汗が育毛剤の効果を落とす原因、メカニズムや汗かき多汗症の人の育毛対策を紹介しましたがいかがだったでしょうか?
悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
汗かき、多汗症におすすめの育毛剤チャップアップ
天然成分で構成された汗かき、多汗症の方におすすめの育毛剤チャップアップを紹介します。
浸透力も早いので、朝の時間がない時でも使いやすいのです!
