WEB制作会社を選定するコンペでデザインカンプを提出させない方がいい4つの理由

2013.07.31 (Wed)

赤沼和哉

WEB制作

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こんにちは。ブレインネット代表の赤沼です。

ブレインネットはSEOの会社ですが、受託開発のWEB制作も行っております。最近はWEB制作というと数社集めたコンペ形式な案件が増えてまいりましたが、コンペ形式の場合、大抵三つのものを提出して欲しいと頼まれます。

それは、見積書、提案書、そしてデザインカンプです。

このデザインカンプ。個人的にはコンペの時点で提案しないほうがいいと思っています。

というか、コンペを主催する会社はデザインカンプの提出をもとめない方がいいと考えておりまして、その理由を説明させていただきます。

 1.デザインカンプに引っ張られてしまう

WEB制作には多くの要素が重要になってきます。

デザインは勿論、CMS、SEO、更新のしやすさ等、色々あるのですが、デザインカンプというとても分かりやすいモノがあるとどうしてもデザインカンプがいいものを選んでしまう傾向があります。

デザインは確かに重要ですが、WEBサイトを構成する一要素です。

2.デザインは個人の好みで決まる

デザインの良し悪しは結局のところ個人の好みです。

本来、WEBデザインとは「目的を果たす」ためにあるものです。好き・嫌いで判断するべきものではないと考えています。

かっこいい。カッコ悪いで決めるのではなく、何を達成するかで決まるべきものなのです。

そのため、コンペの提案時にはデザイン力を見るのではなくて、あくまでも提案の内容や戦略という視点で見るべきだと私は考えます。

 3.本番で仕様が変わる

実際のWEBサイトの制作のフローを想定すると、下記のような流れになることが多いです。

調査・分析 ⇒ 目標・戦略の決定 ⇒ 設計 ⇒ デザイン ⇒ 開発 ⇒ ローンチ ⇒ 運用・保守

つまり、デザインの前に目標・戦略の決定があり、その後設計に入ることが多いのですが、コンペの段階で設計まで終わっていることはほとんど無く、また提案時に設計部分まで完全に含めた形で提案を行った場合はその後仕様が必ずといっていいほど変更になります。

ビジュアル的に素晴らしいデザインはこの仕様変更に非常に弱いのです。そのため、デザインは設計がある程度固まってから機能に合う形で起こすのが理想的だと考えます。

4.レスポンシブデザイン時代にデザインカンプをつくるのは非現実的

スマートフォンが一般的に普及して、タブレットも一般的になりました。最近ではスマートフォンとタブレットの中間位の大きさのファブレットというのも普及し始めています。

ユーザーがどういったデバイスでアクセスしてくるかを想定するとキリが無くなってしまいます。

そして、アクセスするデバイスによってユーザー体験は大きく異なるのです。そのため、業者の選定プロセスであるコンペの段階でデザインカンプを作ることは非現実的なことかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

異論反論はもちろんあるとは思うのですが、上記の理由で僕個人としてはデザインカンプをコンペ時に出させることはあまりおすすめしていません。

とはいえ大手企業様のコンペではデザインカンプは必須・・・現実的にはそんなことも言ってられないのもまた事実としてあります。

WEB制作を行うにあたって、デザインはとても重要なウエイトを占めているので、シッカリト時間をかけて作りたいところです。

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赤沼和哉 役員 ( 代表取締役 )

元々は印刷会社の営業マン。
2004年3月ブレインネットを創業し、2007年5月に法人化。
個人的なミッション
20代で地域を活性化させるビジネスを創る。
30代で日本を活性化させるビジネスを創る。
40代で世界を活性化させるビジネスを創る。
50代以降で若者を育てるビジネスを創る。

よく怖い人に勘違いされますが、平和主義者です。

赤沼和哉 役員 ( 代表取締役 )

元々は印刷会社の営業マン。
2004年3月ブレインネットを創業し、2007年5月に法人化。
個人的なミッション
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30代で日本を活性化させるビジネスを創る。
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