2015年にバズるコンテンツ! バイラルメディアに聞く~笑うメディアクレイジー(CuRAZY)竹本泰輔さんから8つのヒント~

2015.02.23 (Mon)

小越建典

ソーシャルメディア

「バイラルメディア」は人から人へ、伝染する(バイラル)ように、情報を伝播させるメディアです。主にソーシャルメディアでコンテンツを拡散させます。 月間200本以上の記事をアップし、500万のユーザー数を誇る「クレイジー(CuRAZY)」の竹本さんにインタビュー。主にFacebookで「バズる」コンテンツのポイントを聞きました。

1.「ガジェット情報」「ちょっといい話」「お笑い」がバズるコンテンツの典型

クレイジーは主にFacebookでコンテンツを拡散させています。他の切り口もありますが、バズるコンテンツの典型パターンと言えば、ベスト3はこうなります。

“○○さんが「いいね!」と言っています。”というフレーズには、少なからず、友だちの気持ちや人となりを感じます。シェアする側は、自分のキャラクターに、もっと言えば「こんな人だと思われたい自分」に合致したコンテンツに「いいね!」します。

新しいガジェットの情報を良く知っている人は、周りにいないでしょうか? 難しいデジタル機器を解説してくれたりすると、何だかかっこいいですよね。 Facebookユーザーは28歳以上の大人が主体ですが、年を取ってくると感動的な話、ためになる話=いい話に弱くなってきます(笑)。2014年11月の「大富豪の息子を貧しい土地に送ったらどうなったか」は、爆発的に拡散しました。 笑い話が得意なおもしろい人は、時代を超えて人気者です。

2.2014年は診断系コンテンツがバズった

加えて、2014年は手軽な診断系のコンテンツがとても良く拡散しました。「2014年のあなたを象徴する漢字1文字は何?」「5分でわかる「IQテスト」あなたの知能指数はいくつ?」などです。診断結果はそのままFacebookでシェアできるようになっています。 「私はこんな人です」と知らせることができます。2015年も、引き続きアクセスが見込めるコンテンツです。

3.タイトルであおりすぎない

「読んでみたい!」と思ってもらえるタイトルは重要。しかし、極端に大げさな文言を入れるなど、あおり過ぎるとシェアしてくれません。

おもしろそうだったけど読んでみたらそうでもなかった・・・ おもしろいけれど、友だちに伝えるには品がない・・・

そんな風に思われると、自分の評価を落としてしまうので、シェアしたくなりません。読みたいコンテンツと伝えたいコンテンツは違うのです。

4.ユーザーは知りたい、読みたいと思っていない

ソーシャルメディアの流入と、検索エンジンの流入で、大きく違うポイントです。検索ユーザーは何か知りたいと思って、キーワードを入力します。 ソーシャルメディアの場合、タイムラインに流れるおもしろそうな記事を、何となく読み始るくらいのマインドです。気持ちをつなぎ止めるには、読むことを苦にさせない工夫が必要。 私たちが得意とするお笑い系の記事は、なおさらです。テキストは控えめ、ビジュアルを多めにしています。

こういったコンテンツの使い分けはこちらの記事に記載しています。
プルとプッシュを意識してこそ、コンテンツマーケティングの記事作成

5.ターゲティングしない。大衆の共感を狙う

広告的な発想なら、ペルソナを設定して、ひとりに深く刺さるコンテンツを追求するかもしれません。しかし、Facebookでバズらせたいなら、発想を変えたほうが良いでしょう。クレイジーの記事も大衆全般を意識して作っています。 万人が共感するであろう話は、気軽に人に伝えられます。居酒屋で会話のきっかけにするくらいのネタがちょうど良いのです。

6.着火点はFacebook広告

検索流入がほとんど見込めないので、バズのきっかけはFacebook広告で作っています。ただし、あくまで着火点と考えるべき。広告だけでアクセスを稼ごうと思うと、経費倒れになります。大事なのは、シェアしたくなるコンテンツです。

7.2015年にバズるコンテンツはFacebook動画

Facebookの埋め込み動画は、サムネイルが表示されると自動的に再生されます(スクロールすると停止)。再生ボタンを押すという、とても高いハードルがありません。この仕組みをうまく使えば、動画視聴の確率を2~3倍に向上できると考えています。 現状では、私たちを含め、メディアがメリットを十分に生かしているとは言い切れません。CuRAZYの2015年は、間違いなく動画に注力する1年になります。 実験段階ですが、オリジナル動画の制作にも力を入れています。ステップアップさせて、次の「Facebookユーザーの文脈に合わせた動画」のノウハウを確立していきたいと考えています。

いきなり撮られちゃったよ – YouTube


竹本さんはユーチューバ―「たいぼー」として活動しています。

8.Facebookユーザーの文脈に合わせた動画を

他のあらゆるコンテンツと同様に、Facebookに適した動画が求められます。 自動再生されても、ユーザーがスルーしてスクロールしてしまうと意味はありません。動画が始まった瞬間に、インパクトを残すことが重要。3~5秒経つと6割のユーザーが離脱するので、最初が勝負です。

また、外出中、電車の中などで見るユーザーが多いので、音声は使えません(デフォルトはミュートで再生)。大きめのテロップを使うなど、テキストのコミュニケーションが適しているでしょう。尺は長くても5分以内です。

昨今、個人で活躍するユーチューバ―が注目されていますが、2015年以降は企業の参入が進むはずです。企業が資本を使い、プロフェッショナルな動画制作に取り組みます(私たちもその中の一社です)。 何千万円もする高価な機材や、大がかりなセットが必須だというつもりはありません。しかし、スマホやFacebookユーザーの文脈に合った動画のスタイルを生み出すには、ある程度企業としての取り組みが必要です。


動画の進化は、スマホゲームの進化が参考になります。「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」や「モンスターストライク(モンスト)」といった人気ゲームは、スマホのUIが考え尽くされたプロの仕事です。個人のデベロッパーも参入できるカジュアルゲームは、ある程度淘汰されました。


プロフィール

竹本泰輔さん

竹本泰輔さん

株式会社ラフテックで「笑うメディアクレイジー」の企画・運営に携わる。2014年末からは、ユーチューバ―「たいぼー」として、オリジナル動画の制作に取り組む。

■TAIBOたいぼーねるちゃん
https://www.youtube.com/channel/UCrvTL42zQrwzKLxVYwk10jw

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小越建典 インターネット集客支援事業部 ( )

フリーランスライター&プランナー。ブレインネットプレスの企画、制作を担当しています。取材してほしい人や企業、記事のテーマなど、どしどしご要望をお待ちしています!!

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