SEOを行う上でIP分散の必要性が度々議論されて久しいです。
今回はなぜIP分散が重要視されるのか、その要点と注意事項解説します。
そもそものIP分散がメジャーになったのは、2008年におこったGoogleの特許流出に起因します。
内容は、一言で言うと同一IPからのリンクは効果が低くなるというものです。
考え方としては、自然発生的なリンクであれは、IPも自然と分散されているという非常にシンプルで分かりやすい発想から生まれました。
SEO業者を始めとして、意図的に、容易に集中させたリンク評価を制限し、
単純な被リンクのみの順位操作を嫌って考えられたものです。
そしてこのIP分散にも効果のある分散とそうでない分散があります。
効果のある分散として「Cクラス」での分散が挙げられます。
通常IPは、32ビット分の数値を、8ビットごとに10進数で表し、ピリオドで区切ります。
分かりやすくいうと、0~255までの数値をピリオドで区切り、4つ並べた数値のことを指します。

左からA.B.C.Dのクラスで区切られており、「C」クラスで違った数値になっていることが効果的なIP分散となります。
Googleの特許には、Cクラスが同じ場合、最も評価の高いリンク以外は価値が削除されると記載されています。
※削除と記載されていますが、実際には削除ではなくリンクの効果が低くなります。
つまり、下記のようにDクラスでIPが分散されていても、効果としては低くなるということです。


一言でIP分散といってもDクラスで分かれている場合もIP分散と称することも少なくない為、
依頼側も知識として持っておく必要があります。
依頼するときに、意地悪に
「Cクラスで分散されていますか?」
「その割合はどの程度ですか?」
と聞いてみると、大抵の業者は一瞬ドキっとさせられることでしょう。
実際できていない所が多いのも事実です。
これはGoogleの特許ですが、Yahoo!でもその効果は大きく、
IP分散による効果は確かに確認できます。
また、IP分散によるSEOは、リンクの評価を高める訳ではなく、
リンクの評価を下げない手段であることを知っておく方が良いでしょう。
リンクの評価を高めるのはあくまでサイトの内容です。
その評価をなるべく損なうことなく伝達するために有効な手法の1つがIP分散となります。
「ウチの外部リンクはIP分散されているので効果が高いです。」
そんな営業文句をストレートに受け止めるのは控えた方がいいかもしれません。
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